2015-01-01から1年間の記事一覧

3階級制覇とは

八重樫東(あきらと読むそうです)が29日のIBFライトフライ級の世界戦で勝ち3階級制覇を達成した。チャンピオンのハビエル・メンドサとの壮絶な打ち合いを制した試合はとても印象に残るものだった。プロのボクサーならこうでなきゃと思わせる勇敢さで、亀田…

忘年会 酒抜きで朝、昼に

12月12日の日本経済新聞に今回のタイトルの記事が載っていた。早朝やランチタイムに酒抜きの忘年会を行う職場が増えてきたという。同じ職場や会社でも様々な勤務形態がある場合、社員一同が夜集まるのは難しく朝とか昼の方が集まりやすい事情があるらし…

ドクターGをもっと身近に

最近の記事で虫歯患者の減少により歯科医が一層過剰になり、相当数の歯科医が収入の大幅な落ち込みに直面していると紹介されていたが、将来の環境の変化を適切に予測せずに、その時点での歯科の問題に目を向けて歯科医を増やせば問題が解決すると考えた結果…

古い切手の写真;改訂版

2013年6月の当ブログにわたしが持っている戦前と一部1956年の切手の写真を載せた。これはその前に書いた「切手の値段」の続編で値段の件で議論した切手の写真を載せたものだ。その後もかなりの人がこの記事を読んでくれているのだが写真の出来があま…

日本ゴルフ協会 岩田にペナルティの背景(2)

前回の当ブログで日本ゴルフ協会が岩田寛に必要以上に重いと思われるペナルティを課した背景には、アマチュアゴルフを統括する日本ゴルフ協会(JGA)がなぜかプロトーナメントを主催していること、そして主催するのは年間2試合しかないことが微妙に影響を与え…

日本ゴルフ協会、岩田にペナルティの背景(1)

日本ゴルフ協会(JGA)は岩田寛に、日本オープンにエントリーしながらキャンセルし、米国(PGA)の試合に出場したことに対してペナルティを課したと報じられた。具体的にはJGA主催試合への2年間の出場停止ということだが、岩田が日本オープンをキャンセルした経…

世界地図帳から学ぶこと

今年の春ころグローバルマップルという世界地図帳を買った。ソフトカバーの170ページほどのA4サイズの本で、いわゆるごつい地図帳と違って使いやすいのが利点だ。なぜ地図帳を買ったかというと世界地理の知識が乏しいからだ。退職後世界のいろんな場所を…

東京ステーションホテル

ホテルオークラ東京が建て替えられることになり、谷口吉郎氏が設計したあの有名な本館ロビーが壊されることについて、海外の著名人やメディアから異議が上がり話題になった。50年以上前の建築なので相当傷んでいるだろうし、いつか来ると言われている首都…

伊藤博文別邸について

伊藤博文は日本国の憲法作成のためにヨーロッパに派遣され、帰国後に明治憲法(大日本帝国憲法)を作るのだが、その作業を横須賀市の夏島で行った。しかし夏島は交通が不便なため草案作成の多くは横浜市金沢区の割烹旅館「東屋(あずまや)」で行われた。 この東屋…

横浜の野島公園について

今回は横浜市金沢区の野島公園について書こう。古びたCanon IXY 920の写りの悪さに耐えかねて新たに買ったPowershot G7Xの威力を借りてこの公園を紹介したい。 野島公園は横浜東部と南部在住の人にはかなり知られているが、近くに有る八景島シーパラダイスや…

世界の覇権争いと集団的自衛権

習近平国家主席とオバマ大統領が会談しているのを見ると、つくづく世界はこの二国が覇権を得ようと争っているのだなと感じる。米国はソヴィエト連邦崩壊後世界の一強となった感じがあり、西側諸国の大半が米国の戦略を支持してきたが、9.11事件があった…

大塚家具と東芝に見るガバナンス問題

大塚家具の業績回復が著しく上半期は赤字の予測が黒字に転換するそうだ。現社長である大塚久美子氏の路線が今のところ正しかったと言えるのだろう。久美子氏が行ってきた接客サービスの方法は株主総会で多数の株主から支持されたわけだが、それは消費者から…

「火花」に関して(2)  

又吉直樹の「火花」をめぐっては作者が人気のお笑い芸人ということもありテレビ等でも様々な反応があったそうだ。インターネットで話題になったためにわたしが知ることになったのは和田アキ子と古舘伊知郎の発言だ。どちらも自分がメインのテレビ番組の中での…

「火花」に関して(1)

いま話題の又吉直樹の「火花」を読んだ。一言で言うととても面白かった。読後感の爽やかな青春小説で、芥川賞受賞作では「九月の空」や「風の歌を聴け」を読んだ時のような感じが残った。 お笑い芸人の僕が師匠と尊敬する漫才芸人神谷との関わりあいの中で成長して…

北欧旅行;言っておきたいこと

北欧旅行はとてもおすすめだ。ヘルシンキは日本から9時間くらいだし、治安も良いし、観光だけではなくて買い物も楽しめる。といってもいいことばかりではない。嫌になるのは物価が高いことだ。それも日常のちょっとしたことで物凄くお金がかかることに驚く…

北欧旅行(9) ストックホルム編

北のベニスと言われるストックホルムは14の島を橋で結んだ市で、旧い町並みに近代的な建物が調和している。午後に到着してホテルで一休みするともう夕方だったのでとりあえず市内観光バスに乗ることにしてグスタフ・アドルフ広場に行く。4時半発のツアー…

北欧旅行(8)コペンハーゲン編

ベルゲンからコペンハーゲンへは飛行機で1時間20分。これまでの3都市と比べ都会的なあわただしさが感じられ、青信号で交差点を渡っていると右折車が(日本的には左折車が)近くまで突っ込んできて思わず後ずさりする。スリやひったくりも多いと聞くので注…

北欧旅行(7)ノルウェー後編

ベルゲンはオスロから飛行機で40分。有名なベルゲン急行だと7時間。ベルゲン急行の内見ごたえがある風景は一日ツアーでも体験出来るということで飛行機を選択。7時間も鉄道に乗ると時間だけでなく体力も消耗するので賢明な選択だった。ベルゲンは港湾都…

北欧旅行(6)ノルウェー前編

日本に帰って3日目だがまだどうも体がすっきりしない。加えて暑いのがこたえる。旅行中はほとんど長袖シャツに綿のセーター、朝晩はウインドブレーカーを着ていた。フィヨルドに行った時などは厚手のシャツにウールのセーターの上にウィンドブレーカーでも…

北欧旅行(5)

7月18日、旅行10日目だ。ストッホルムの2日目で観光は今日が最後。明日はヘルシンキ経由で帰り、成田に着くのは月曜の朝になる。いつもはグウタラしているのが、10日間休みなしに歩き回った。その間タクシーに乗ったのは1日目にヘルシンキ空港からホテル…

北欧旅行(4)

7月15日、ベルゲンからコペンハーゲンへ移動。ここは大都会で車も多く運転も乱暴だ。オタオタして田舎者丸出しだ。疲れたのでホテルで夕食。部屋で風呂に入ろうと思ったらお湯が出ない。フロントに文句を言うと全館そうで今直していると言う。今晩中に直るか…

北欧旅行(3)

今日は7月14日。6日目がおわるところだ。昨日は鉄道、フェリー、バスで1日旅行でソグネフィヨルドに行ってきた。中々の景観で寒かったが楽しめた。これについては後日書く。今日はブリッゲンを中心としたベルゲン観光でのんびり。疲れがピークに達していた…

北欧旅行(2)

4日目の今日はオスロからベルゲンに入る。ノルウェー国内の移動で飛行時間も45分なので楽なものだ。ベルゲンは雨で肌寒かったが、とても美しい街で凡庸な表現をすればまるで絵はがきのようだ。しかしここではヘルシンキの続きを書こう。 ヘルシンキでは雨ま…

北欧旅行

7月9日に成田をでて、ヘルシンキに2泊して今日はオスロ。久々の個人旅行なので気合を入れた旅だ。パック旅行慣れした妻に厳しい要求をされて疲れるが自分ですべて決める旅はやはりいい。何もかも決まっている便利さは大したものだが、当たり前のことを苦労し…

ガバナンス問題

6月の授業の最終回は「企業ガバナンスとコンプライアンス」を取り上げた。企業ガバナンスは企業経営者の経営のあり方を問うものだが、そもそもこれが問題となったのは企業の所有と経営が分離したからだ。経営を専門家にまかせると、経営者と所有者である株主…

テレビで聴いた音楽

今月は授業があるので通常の月よりは少し勤勉だ。といってもゴルフの合間に教えに行くという感じで、基本的な怠惰さは変わらず典型的な退職者の生活だ。それ以外の時は何をしてるかというとテレビでゴルフか野球、たまにサッカーとボクシングを見ている。ス…

小学生の英語論議(3)

英語教育論議の続きだが、今回はサービスの受け手の中の保護者(両親や祖父母)、これらの人たちは直接のサービスの受け手ではないが受け手である子供や学生に大きな影響力を持っている、の態度や考え方について書こうと思う。というのは英語教育を誤った方向…

小学生の英語論議(2)

グローバルな時代だから子供の時から英語教育に力を入れるべきなのか前回のブログで議論したが、今回はその議論をベースに今の時代にあった英語教育とはどんなものなのかを考えてみたい。 前回の議論を整理しておくとわたし(及びわたしが紹介した英語教育の…

小学生の英語論議(1)

5月14日付の朝日新聞(驚くべきことにまだ購読しているのです)に「小学生の英語」という記事があった。子供への英語教育で有名な関東学院教授の金森強氏に対するインタビューでこれがとても示唆に富んでいるというか、わたしと同意見なので強く共感した。…

5月3日はテレビでスポーツ観戦

今日はボクシングの世紀の対決といわれたフロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオの試合をwowwowで見た。アメリカではテレビの有料放送を見るのに10,000円ほど取られたそうだから、追加料金なしで試合を見れた我々は幸運である。ラスベガスのアリーナの…