山口旅行(2)

 山口旅行の3日目は萩から始まった。前日の曇空から一転、快晴で気温も30度近くになるとの予報だった。ホテルの部屋は萩城下町(旧上級武家屋地)に面しているが、反対側は海で砂浜の広がる海水浴場だった。部屋からの景色。夏はさぞ賑わうのだろうと思われた。

 

車をホテルに置いて武家屋敷を歩き萩博物館を見ました。世界遺産に登録された町並みは本当に美しい。

上の右は高杉晋作の生家。

 

萩藩ご用達の商人、菊屋の住宅は庭が特に素晴らしい。


その後で明倫学舎を見て、松下村塾に行く。明倫学舎は再建したもので印象は薄いが学習室を撮った。もう一枚は松下村塾。小さな寺子屋という感じだが、ここから多くの偉人が輩出したことを思うと感慨深い。

松下村塾を違う角度から写したもの。右の写真にはここで学んだ偉人たちが飾られています。

下の右は松下村塾がある松陰神社

 

萩にはもう少しいたかったが、この後秋吉洞を見て山口市まで行く予定なので昼には出発しました。

秋吉洞は有名な鍾乳洞です。観光できる長さは約1キロで中はひんやりしています。入口の写真。

洞内は薄い照明があって、水が流れています。下の左の写真は百枚皿と呼ばれる石灰岩が階段状になっています。トルコのパムッカレに似ています。

水面に石灰の壁が映って見事です。

 

この後車で秋芳台まで行き展望台から雄大な景色を眺めました。

 

 山口市へは5時過ぎに到着。ホテルにチェックインして少し休んだ後でロビーで会社時代の後輩と待ち合わせ。彼は山口市出身で50歳ころに早期退職して故郷に帰り、税理士をしている。会社では営業と人事にいたのだが、その間に税理士の資格を取っていた。今62歳でわたしより10歳下だ。従業員も3人雇って中々の活躍のようだ。会社のOBに合うことは多いが、ほとんどがわたしと同世代か上なのでのんびりと暮らしている人が大半だが、彼はバリバリの現役で話していても話題が豊富で楽しい。後輩のこんな姿を見るのは嬉しくなる。彼が予約してくれた焼き鳥のお店もオシャレでとても美味だった。楽しい会話で酒も進んで少し飲みすぎた。

 

 翌日は二日酔いもなく、五重塔で有名な瑠璃光寺と常栄寺雪舟庭に行きました。瑠璃光寺は香山公園の中にあります。

 

 

 

 


そこから車で5分ほどにある常栄寺は500年ほど前に大内政弘が建てたもので、庭を雪舟に作らせたと言われています。

 

この後空港に行き車を返して、3時過ぎに飛行機で帰りました。疲れたけれども楽しい4日間でした。