北欧旅行(8)コペンハーゲン編

 ベルゲンからコペンハーゲンへは飛行機で1時間20分。これまでの3都市と比べ都会的なあわただしさが感じられ、青信号で交差点を渡っていると右折車が(日本的には左折車が)近くまで突っ込んできて思わず後ずさりする。スリやひったくりも多いと聞くので注意して歩く。

 中央駅近くのインペリアルホテルに荷物をあずけた後、JCBプラザに情報を仕入れに行くがこれが中々見つからない。観光案内所で聞くと電話帳などを検索してくれるが見つからない。諦めてその近所をウロウロしていると案内所の隣のビルの3階にJTBの文字が。ここに行けばわかるかもと思いセキュリティードアをどこかの社員のあとをついて突破して3階までたどり着くと、JTBのオフィスに間借りするように小さな囲いが有りそこがJCBプラザだった。こんなものにJCBプラザなんて名前を付けるなと言いたくなる。昼飯途中のようなおじさんが出てきて「どうやってここに入れましたか?」と聞くが説明するのも疲れる印象だ。街の情報をと訊くと「地球の歩き方」で分かることを簡単に言う。アホらしくなったのでおいしいレストランとか聞くと日本食を含めていくつか教えてくれた。別にここの印象のせいではないが「JCB!もっとしっかりせんかい」というのが今回の旅の印象で、いろんな場所でできるだけJCBカードを使おうと思ったが一度しか使えなかった。

 腹が減ったのでチボリ公園横のアンデルセンに行く。ここは日本のアンデルセンの経営だ。デイニッシュ2つとコーヒーを注文。妻もカフェラテと同じパンを食べて2600円。味は良いが値段が高すぎだ。この値段の高さは今回の旅で何度も感じたことなのでクレジットカードの件と共に総括編のところで書こうと思う。とりあえずパンの写真でも。






 コペンハーゲンの街自体は歴史を感じさせる格調がある大都会だ。といっても人口は56万ほど。3段目左の建物は市庁舎。やはり堂々たるものだ。




























市庁舎のとなりはチボリ公園。ウオルト・ディズニーがディズニーランドを作る際にモデルとしたという。色々な催しや乗り物、施設を備えた遊園地だが、緑にあふれた敷地にあり公園という名にふさわしい。






















そしてあの有名な人魚姫だ。世界三大ガッカリというのに朝早くからたくさんの観光客で賑わっていた。これだけ人を呼べるガッカリも凄いもので私はそれなりに感心した。




















人魚姫から20分ほどで現王宮のアメリエンボー宮殿。












その一角にはフレデリクス教会があり大変優雅だ。














そばにあるデザイン博物館も楽しい展示物で溢れている。













同じエリアにあるニューハウンは運河沿いにあるレストラン街。昔は船乗りたちの居酒屋街だったそうだ。
ビールを飲みながらの昼食。




















夕食はJCBのおっさんが教えてくれたプラネタリウムと同じ建物にある川沿いのレストランに行ったが中々良かった。わたしはラムのステーキを食べた。ここでのポイントは夜7時半ころだということ。白夜で昼間のように明るい。












次は最後の目的地のストックホルムだ。