古い切手の写真;改訂版

 2013年6月の当ブログにわたしが持っている戦前と一部1956年の切手の写真を載せた。これはその前に書いた「切手の値段」の続編で値段の件で議論した切手の写真を載せたものだ。その後もかなりの人がこの記事を読んでくれているのだが写真の出来があまりにもひどいので今回撮り直してみた。2013年の時は事務所で10年ほど前のニコンのデジカメで撮ったので 、腕もさる事ながらカメラも旧く、これじゃーなあといった出来栄えだった。今回新しいデジカメにしたので腕はそのままでも、カメラの高性能化で少しは良く撮れるのではと期待したのだ。

 果たして出来栄えはどうかというのは読者の方に判断してもらうしかないのだが、撮った本人の印象は少しは良くなっているようだがやはりお粗末だということだ。今度のカメラは高性能デジカメということなので期待していたのだが、やはり腕の問題はあるようで、わたしには十分に使いこなせていないとしか言えない。マニュアルを読んで見てもあまり良くわからないのだから困ったものだ。カメラ好きの友人にでも訊きながらやれば良いのだが近くにそんな人はいない。当分試行錯誤だ。

 能書きはそれくらいにして写真をほぼ旧い順に載せます。

 まず満州国皇帝閣下御来訪記念、1935年の切手です。

 次は戦闘機が描かれた愛国で1937年のもの。

 教育勅語50年は1940年。

 大東亜戦争1周年記念は1947年。

 能面は1947年でわたしの持っている中では高価なようだ。

 
 年賀切手が三枚。左からうさぎと少女は1951年、富士は1936年、翁の面は1952年だ。

 全国緑化と教育復興は1948年。

 最後は比較的新しいが(1956年)割合人気があるもの。マナスル登頂と東海道電化。世界こどもの日と東京開都五十年。


 
 こう見ると戦争中は軍事ものが多く、戦意高揚と資金確保を狙ったものだ。戦後は様々なジャンルのもので出てきて楽しいが、資金確保の目的には変わりなく、特に1960年以降のものは発行枚数も多く、額面の価値しかないものが大半で、売った国の勝ちというところだ。

 少しは良く撮れていたらそれは技術の進歩のおかげです。