天気予報の傾向

 明日ゴルフの予定なので天気が気になる。もうこの年なので雨が降ろうが断固やるという姿勢はない。1ミリ以上の雨が2時間くらい降る予報なら止めというのが基本姿勢だ。しかし天気予報を見てみるとこれが各社大きく違うので戸惑う。ある社の予報を採用すると明らかに中止なのだが、別の社の予報だと全く問題なくやることになる。1週間とか3-4日先の天気ならいざ知らず、明日の予測でこんなに違うのも珍しい。データは同じはずなのに解釈が違うということなのだろうか。

 

 具体的に言うと朝8時のYahoo天気予報はゴルフをする時間の明日9時から15時までが雨で、その後曇になっている。雨は9時ころ2ミリでその後1ミリだ。これでは中止もやむをえない。日本気象協会の予報は9時から15時が曇でその後雨になっている。Yahooとまるで逆だ。これなら明日はやれる。その他gooとかtoshinの予報は気象協会と同じで、気象協会をベースに予報を出しているように見えた。Weathernewsは9時から11時まで曇で、その後雨になっている。雨は0.5ミリから1ミリの予測だ。ゴルファーの友達ゴル天は15時までは曇と気象協会と同じだ。こう見ると気象協会が数的には優勢な感じがするが、多数決で天気が決まるものではない。

 

 それにしてもなぜこんな違いが出るのか不思議な気がする。天気図等の同じデータを使っても予想に違いが出るのは、そこにデータの解釈の違いや予報士の思惑というか性向が絡むからだ。予報士は外れた時の批判を避けたい、または小さくしたいという気持ちを持っている。しかし当たり外れは避けられないので、外れた時の批判を小さくするような予報に振れやすい。要するに晴れと言って雨が降るより、雨と言って晴れたほうが非難の度合いが小さいと考え、天気図の読みが難しい場合、どちらかというと雨を予測するのだ。この辺りはわたしの下記のブログに詳しいので興味のある方はどうぞ。

 

fy-consul.hatenablog.com

  明日やるかどうかの判断はわたしに委ねられているので責任重大だ。(それほど大げさではないな)午後3時くらいの予報で判断することになると思うが、現時点では気象協会の予報を採用したくなるのは、やはりやりたいからかな。明日どうなるか楽しみだ。