横浜対阪神 中止後のゲリラ豪雨

 昨日は息子と横浜球場に行きました。妻の知り合いが年間シートを買っていて阪神戦のシートをとってくれたからです。バックネット裏の6列目でピッチャーとバッターの対決や球場全体を見るには最高の場所です。5時半に着くとホームベースの白線を引いていて、その後すぐに両チームのスターティング・ラインアップがアナウンスされました。まだ席は大分空いていますがやはりネット裏はほとんどが横浜のファンです。ですがそこにもタイガーズのユニフォームを羽織った、気骨ある?人もいました。もちろんレフト側は黄色に染まっていてタイガーズ人気の強さを感じさせます。

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 定刻通り試合は始まり阪神の近本がセンター前のヒットで出てその後二塁に行きました。4番のマルテは三塁線に痛烈なライナーを打ちますが筒香がナイスキャッチして1回表は0点に終わります。筒香のファインプレーに周りの横浜ファンはやんやの大喜びです。阪神ファンのわたしはニヤリとするしかありません。横浜の攻撃になる時に虎ノ門の会社を5時過ぎに出たという息子が到着です。レタスチャーハンとビールを注文して長期戦に備えました。横浜ワンアウトの時に中断になり各ベースとマウンドに雨除けのシートがかぶせられました。実際雨は降っていないのですが、雷が光りその後ゴロゴロと轟いて嫌な雰囲気です。しかしプレーが出来ない状態というわけでもないように感じました。

 

 その後一度プレーは再開されましたがすぐにまた中断してざっと雨が来るかもしれないと思いわたしたちは急いで弁当を食べました。

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 その後4-50分してアンパイヤが中止を宣言しました。その時には雨はまだほとんど降っていませんでしたが雷の落ち方が近いうえ頻繁になって来ていたので止む負えないかという感じでした。球場内出口に向かう途中で雨が強く降り出しました。

 いっぺんに沢山の人が表に出ようとするので中々進まず、外を見ると雨が激しく降っているのが分かりました。球場の屋根がなくなる所で傘をさしましたが、なにせギュウギュウなのと雨がひどいので周りの人の傘からの水が流れてきてこの時点で肩はもうびしょびしょになりました。関内駅の交差点のところはもう水が川のように流れていて靴は水につかって台無しです。関内駅は横浜方面のホームが混雑していましたが大船方面はそれほどではありませんでした。ここで息子と別れて新杉田に行き、そこからシーサイドラインというモノレールに乗ります。電車やモノレールは快適でした。

 

 8時前頃に野島公園駅に着くと物凄い雨と雷です。家までは歩いて5-6分なので歩き始めましたが、1分もしないうちにずぶ濡れです。風も強く折り畳みの軟弱な傘は柄と傘のところから折れて飛んでいきそうになります。ここで傘がなくなったらそれこそ全身濡れ鼠だと思って必死に柄の根元を押さえて歩きます。雷も5秒ごとくらいにピカピカ光り、耳をつんざくような音を立てて落ちていきます。生きた心地がしないと言っても大げさではないくらいです。家は公園の脇なので大きな木があるのでそこに落ちないかとひやひやしながら家にたどり着きました。

 

 ズボンはすべて腰までびしょびしょなので脱いで椅子に掛けました。暖かいお茶と果物を食べて少し元気になって部屋を歩いたらズボンをかけた椅子の下に水がいっぱい溜まっていました。別に絞ったわけでもないのにと驚きました。久しぶりの野球観戦はこうして終わってしまいました。