ペブルビーチへ出発

 今日の夜からペブルビーチに行く。ベブルビーチではペブルビーチとスパイグラスヒルで、サンフランシスコではハーディングパークとプレシディオで、合計4ラウンドする。しかしなんといってもベブルビーチだ。

 イメージトレーニングと思い、今年のペブルビーチ・ナショナル・プロアマのビデオを見た。これはプロとアマが一緒にプレーするのだが、四日間の正式なPGAのトーナメントだ。上記の二つを含むぺブルビーチの三つのコースを使って行うが、最終日はペブルビーチだ。今年はフィル・ミケルソンが最終日に素晴らしいゴルフをして逆転優勝をした。

 最終日はミケルソンタイガー・ウッズが同じ組で回ったので、テレビの中継はこの二人に集中していた。二日後には自分が回ると思ってみると、普段のトーナメントを見るのとは感じ方が違う。もちろんプロとはティーショットを打つ場所が違うのだが、とても難しく見えて、ここで上手くやれるだろうかという感じだ。コースレイアウトを思い出しながら、ここはこう攻めるのかななどと考えていると、プロはとんでもないルートをとるので驚く。飛距離と正確さが違うといえばそれまでだが、彼らがやっているのは私たちとは全く違うスポーツだと言う気がする。要するに感嘆するだけで、あまり参考にはならなかった。

 なぜペブルビーチかというと我々が出来て(一般の人にもオープンである)、かつ世界的に有名で、コースのレーティングもよいとなるとここになってしまうからだ。英国のセントアンドリュースという選択もあるのだが、こちらは天気が不安定で、天候が悪いととんでもなく難しく、過酷なラウンドになってしまうのでしり込みをしてしまう。またオーガスタやリビエラなどは、メンバー同伴でないとやれない。

 ペブルビーチはテレビでも分かるように世界で最も美しいといわれるコースで、天気も比較的安定している。海沿いなので問題は風で、海に向かって打つ120ヤードほどのパー3で、ジャック・ニクラウス全米オープンの時、4番アイアンを使ってバーディをとったのは有名な話だ。ニクラウスなら4番アイアンで200ヤード以上は飛ぶだろうから、120ヤードをそれで攻めたというのは考えられないのだが、それくらい風の影響があるのだろう。スパイグラスヒルも人気のあるコースで、トーナメントにも使われている。作家の伊集院静氏はゴルフ好きで有名だが、ペブルビーチよりスパイグラスのほうが好きだと書いている。

 またサンフランシスコでプレーするハーディングパークは、地元の市民がプレーするパブリックのゴルフコースだが、2009年のプレジデントカップが行われた。石川遼がこの大会にインターナショナルチームのメンバーとして初出場して、ケリー・ペリーに勝ったのは記憶に残っている。

 こんなことを書いているだけで、興奮してくるのだが無理をせずに完走するのがとりあえずの目標だ。ハンディ19の全くのアベレージゴルファーなので、ハンディ通り、すなわち90くらいで回れたら万歳だ。これらのコースに興味を持ち、そのうちプレーしたいと考えているゴルファーたちも沢山いるだろうから、しっかり見てきて、感想をこのブログで報告したいと思う。