トラブル続きの12月;でもマァいいか

 今年の12月は何か変だった(まだ途中ですが過去形)。13日の日曜の朝に全米女子プロで頑張る渋野を応援しようとTVを見るために、居間のテーブルで朝食をとった。どんな姿勢かというと床の絨毯に置いた半円の厚いクッションに座り、ソファを背もたれにしていた。朝食をとり終えテーブルの下に出していた足を組み替えようとした時に激痛が走った。何が起こったのか分からないまま動けなくなり、どうにか四つん這いになった後ソファに転がるようにして横になった。30分ほどして起きてきた妻が隣の部屋の雨戸が開いていないと非難がましく言うので、ソファに寝ながら「背中が痛くて動けない」と返事をした。

 

 ぎっくり腰と同じことが左背中下部に起こったようだ。妻が整形外科から処方された消炎のシップ薬があったのでそれを背中に貼ってベッドで丸くなっていた。月曜日は会社時代の友人と横浜CCでゴルフだったのだが、午後にその一人に状況を話して行けないと伝えた。彼は他の二人と相談し、結局全員キャンセルすると電話してきた。痛いのを堪えて布団の中からゴルフ場にキャンセルの連絡をすると、受付の女性は前日キャンセルの場合は4人で1万円のキャンセル料がかかるという。わたし以外の3人がやる場合は、キャンセルは一人なので2500円ですむとも言う。瞬間悩んだが、もう一度友人に電話する気力もなく4人キャンセルとなった。大体高い年会費をとっておいて一万円のキャンセル料はないだろうと怒りがわいたが、痛みには勝てず、結局2日間寝込んだ。

 

 背中の痛みもほとんどなくなった24日にマーティンの弦交換をし始めたら、3弦のペグ(弦巻き部)が動かなくなった。元々3弦のペグは硬くてうまく回らず、いつも弦交換やチューニングの時は指だけでは正しい高さの音になるまで回せず、最後はペグワインダーというペグを回転させる器具を使っていた。この日も同じやり方で弦を巻いていたのだがどうにもペグが重くて、全力をかけて少しづつ回る状態が続いたが、その内ペグを巻いても音が高くならなくなり空回りしていることに気づいた。ヘッドの裏を見るとペグの歯車のかみ合わせが上手くいっていない。

 下の左の写真は正面からのヘッドで、6から4弦までは張替え、3弦が途中になっています。1弦,2弦はまだ弦が張っていません。右の写真は裏側でペグの歯車が映っています。ペグのつまみをを時計回り、または反時計回りに回すと歯車が動き、それとかみ合った歯車がヘッド側のペグを回して表の弦を巻く仕組みです。左側の一番上が問題の箇所です。

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 これは今年の2月に買ったばかりなのでギター店に電話すると保証期間なので無料で直すが、持ってきてくれという。コロナが蔓延している時に横浜の最南部からお茶の水まで行くのは気が進まないので、来年に行くことにした。他に2台ギターがあるので当面はそっちで練習することになる。

 

 翌日年賀状が出来上がったので取りに行き、宛名印刷をしようとしたが住所録が入っているファイルが開けない。今年はパソコンを2台ともに買い替えたので筆まめのアプリがインストールされていないせいらしい。ファイルはfwaという拡張子を使っているのだが、これがウィンドウズでは開けられないようなのだ。調べてみるとそれを解決するソフトがあるようだが、それを買うくらいなら 新しいバージョンの筆まめを買ったほうがいいと考えて電気屋に行った。また予想外の事態と出費で落胆したが、新しいソフトは進化していてどうにか以前作った住所録を最新の筆まめに移行できた。来年は自分ではがきのデザイン面も印刷しようかとも考えたりした。

 

 これらを乗り越えて今年最後のブログを書いている。その後年賀状に一言添えて明日にはポストに投函だ。トラブルはあっても解決できる程度のものだから良かったと思う。コロナに罹った人たちの大変さを思えばなんていうことはない。またコロナ医療の最前線で働いておられる方々の献身と労苦を思えば不満を言ってはいけないと思う。来年も明るいどうか分からないが前向きな気持ちだけは持ち続けたい。政治家たちが誠実で謙虚で聡明で勇敢になってくれたらどんなに良いだろうか。