ブリュッセルに3泊した後でバスでオランダに向かう。ツアーらしく朝7時45分に出発だ。ロッテルダムの南西に位置するキンデルダイクに行き風車を見る。それからハーグに行きマウリッツハウス美術館を見学して、夕方アムステルダムに到着。アムステルダムに3泊する。
オランダ2日目は午前中キューケンホフ公園に行きチューリップを見る。午後はアムステルダムの国立美術館を見た後で運河ツアーに参加。
3日目は目玉の予定はなく小ぶりの蒸気機関車でホールンとメーデンブリック間を1時間ちょっとの旅。その後木靴の工房を見て小さな港町で観光とお土産屋に行く。どうってことのない一日でこれなら自由行動でアムステルダム観光でもしたほうがいいかなという感じだった。旅行会社の方は単独では観光できない人のことや、比較的安全とはいえ事件等に巻き込まれるリスクを回避することを考えたのだろう。
4日目は午前中デ・ホーへ・フェルヴェ国立公園内のクレラー・ミュラー美術館を見学。その後ドイツのデュッセルドルフ空港に行き夜便で帰国。
時間的な経過は上記のようなのだが、ここではイベントごとに話をまとめる。オランダの最初は風車、チューリップ、蒸気機関車他である。
キンデルダイクには19個の風車があり、オランダで最大の風車網で世界遺産に登録されている。オランダの歴史は干拓と治水の歴史ともいえるが、キンデルダイクの風車網も干拓地の排水のために作られた。なにせ国土の4分の1が海面下という国だから治水の重要性は極めて高い。ちなみにオランダ本土での最高地点は322mとのことだ。
風車内部の様子。風車に携わる人がそこで暮らした様子が分かる。
キューケンホフ公園には4月8日の月曜日に行った。ちょうどチューリップが満開の時期なので前日の日曜日は酷い混雑で駐車場に入口には7kmも車がつながったそうだ。その情報をもとにわたしたちのグループは8時にホテルを出て9時前に公園に着いた。大正解で公園はまだ人もまばらだった。その2時間後くらいには大変な人ごみになった。公園入口と園内の様子。
園内には子供の遊び場もありミッフィー(うさこちゃん)のついた遊具が愛らしい。ミッフィ-の産みの親のディック・ブルーナはオランダ出身の童話作家である。
ハウスもあって色んなチューリップが飾られている。
桜もある広大な敷地の様子と木靴の展示。
公園の隣りの畑には見渡す限りチューリップやヒヤシンスが咲いていた。
翌日。ミニ蒸気機関車が出発するホールン駅のそばの踏切、駅の様子、機関車。
終点のメーデンブリック駅とその周辺
木靴の製造ショー
この工房を出た後でちょっとしたサプライズがあったが、それは次回に。次回はアムステルダムの街と3つの美術館について書きます。