アントワープとブルージュは20年ほど前のブリュッセル出張の際に現地に赴任していた社員が案内してくれた。ブルージュは当時から観光地として有名だったのでわたしの記憶に起こっているが、アントワープは印象がない。唯一憶えているのはルーベンスの家を訪ねたが休館で見られなかったことだ。今回の半日旅行で少しだけ記憶に残った。
アントワープは人口50万人のベルギー最大の市だそうだが、わたし達パック旅行客が立ち寄ったのは聖母大聖堂だけだ。大聖堂内のルーベンスの絵を見るのが主な目的だ。
大聖堂の外観と広場にある英雄ブラヴォーの像。ブラヴォーが手にしているのは巨人アンティゴーンの手だそうだ。
聖母大聖堂にあるルーベンスの「聖母被昇天」。ブリュッセルの美術館と同じもの。
やはりルーベンスの「キリストの昇架」。これも見事な大作だが本当にこれだけたくさんの大作を描いたのかというのは自然な気持ちだ。チームによる分業説が本当らしい。もう一枚はマリアの像。
アントワープは「フランダースの犬」の舞台でもあるが、日本での人気とは反対にこちらでは人気がないそうだ。イギリスの作家の手になるがネロがこの地方の人にいじめられたというストーリーではうけない。広場には少年と犬の像があるがわれわれのイメージとはあわない。中国の団体が寄贈したそうだ。もう一枚は街のカフェ。
バスで帰る途中で見たブリュッセル市内の小さな遊園地(車が動くのだがホントに小さい)とそこにある子供向けのお店。
ブリュージュは人気観光地だけあって物凄い混みようだった。古い町並みと運河が美しく、日本でいえば鎌倉のような感じだ。(鎌倉には運河がないが海がある)
観光客向けの馬車がある。お店もおしゃれなのが多い。酒屋のウィンドウのビール。
キャンディ屋と骨董屋。
ベルギーの旅を終わり、次回はメインであるオランダになります。