モーニントン半島でゴルフ

 明日からメルボルンとその周辺にゴルフと観光に行く。ゴルフはメルボルンから南東に1時間ほどのモーニントン半島にあるフランクストンという町に5泊して4ラウンドの予定だ。それからメルボルンを観光し、最後はグレート・オーシャン・ロードへのドライブで日本からの行き帰りを入れて11日間だ。昨年の北欧一周に比べると同じ地域にいる上、レンタカーでの移動なので気分的には楽だ。

 そうは言ってももう65歳になるといろいろ億劫になるし、車の運転も下手になるので心配は尽きない。飛行機からしメルボルン直行便はLCCのJetstarしかないのでそれで行く。5年くらい前にゴールドコーストに行った時にJetstarのビジネスというのを使ってまあまあだったので今回もそれを使う。一応ネットで最近のJetstarの評判を見るとこれがあまり良くなく不安を覚える。ビジネスといっても普通のビジネスとは全く違いプレミアム・エコノミーのようなものだし、行きは現地時間の夜12時着で、帰りは日本から来た便を使うため深夜0時55分発というスケジュールだ。気合を入れて臨まなくてはいけない。

 それでも昼間の気温25度でゴルフができると思うとワクワクする。メルボルンから南東へ30-40分のエリアはサンドベルト(Sandbelt)と呼ばれ世界的にも有名なコースが数多くある。プレジデンツカップの舞台になったロイヤルメルボルンは世界ゴルフ場ランキングで13位だし、今年のワールドカップが開かれるキングストンヒースGCは世界27位だ。これらのコースを自分で予約するには支配人へ手紙を書かなくてはいけないし、業者に手配を頼むと1ラウンド430-440豪ドル/人かかる。120叩く妻とプレーするところではない。また手引きカートで歩きのラウンドというのもきついし妻には絶対的にバツだ。

 このあたりには気楽なパブリックコースがたくさんあるがその多くは歩きのラウンドだ。電動カートがあること、日程的に2回は週末になることから予約もなかなか大変だった。特にサンドベルトの名門ゴルフコースの一つに入るペニンシュラ・カントリーにはDear Sirsで始まる丁重な手紙(Eメール)を書いた。OKを貰い午後にラウンドし(電動カート付き)、クラブの付属ホテルに泊まる予定だが、ゴルフ代に夕食、朝食がついて一人220豪ドルと破格の値段だ。ちなみに上記の業者の値段を見るとラウンドだけでこれより高かった。楽をしようとすると金が掛かるということだ。その他のコースもパブリックのひとつを除いてまずまずのコースが取れたので楽しみだ。
 ゴールドコースト周辺のコースは3年連続で行ったのでほどんどやり尽くしたし、リゾート感覚で気楽なところが多いが、こちらはドレスコードなど少し面倒で、わたしが所属する横浜CCと同じようなことが書いてある。煩いなと思いつつ楽しみでもある。

 そのあとでメルボルンに2泊し、もうひとつの目玉のグレート・オーシャン・ロードをドライブする。目的地のポートキャンベルまで250キロを超すロングドライブだ。少々不安はあるが’世界一美しい道’を走ると思うとやる気が出てくる。チャンスがあれば現地から、それがダメなら帰ってからレポートしたい。