ゴルフメジャー大会初優勝者が続く

 全米オープンブルックス・ケプカが優勝した。松山は惜しくも2位タイだった。ケプカの優勝はメジャー選手権で勝ったことがない選手が最近の7大会回連続で勝ったという点で注目された。スタートはジェイソン・デイが2015年の全米プロに勝ったことで、その後ダニー・ウィレット、ダスティン・ジョンソン、ヘンリック・ステンソン、ジミー・ウォーカーと続き、今年のマスターズのセルヒオ・ガルシア、そして今回のケプカである。

 これに関してオーストラリアのゴルフサイトであるiseekgolfから面白いメールが入った。わたしは一時毎年のように冬はオーストラリアでゴルフをしていたので(また昨年もメルボルンに行ったが)、ゴルフ予約が安くできるこのサイトの会員になっている。そのメールには次のメジャーであるロイヤル・バークデールでの全英オープンで8回連続の初優勝者が出るか、それとも優勝経験のある実力者が勝つかゴルフファンは興味津々だと書いてあり、初優勝者が続くなら次は誰だというアンケートが載っている。10人のメジャー未勝利者のリストがついていて、その内の一人をクリックするようになっている。10人のリストの最初に来ているのが松山英樹だ。続いて以下のような名前が出ている。

リー・ウェストウッド、リッキー・ファウラー、ジョン・ラーム、ジャスティン・トーマス、マット・クーチャー、ポール・ケーシー、パトリック・リード、マーク・レイシュマン、アレックス・ノレンである。
誰が勝っても不思議はないという名前が示されている。

 これに投票すると結果は土曜日に知らされるという。わたしはもちろん松山英樹に投票したが、個人的にはウェストウッドにも勝って欲しいなという気持ちがある。日本の試合でも活躍し、世界ランク1位にもなったウェストウッドはメジャーには無縁だった。何年か前にダレン・クラークが全英を制覇したように、そして今年ガルシアがマスターズで勝利したようにウェストウッドも勝っていい選手だと思うからだ。でもやはりそろそろ松山だろうと願っている。他の国の人たちがどう考えているかは土曜日に分かる。その結果をお知らせします。